ブログトップ

手刺繍屋 Eri-kari(エリカリ)

erikari.exblog.jp

刺繍のことを考えた

こんばんは、福岡で刺繍作家をしているエリカリです。以前よりきちんと運動をするようになって20日くらい…体重が全く変わらないことにびっくりです( ;∀;)1年くらい頑張ったら標準くらいの体重になれるかな…

「大作を作る」と口ばっかりの私…まずは目標を決めないと‼ということで、いろいろ公募展を探しました。染織が工芸に入るので刺繍ももちろん工芸だと私は思うのですが、今回も募集要項の工芸の欄に刺繍が入っていない。受付けをしてもらえるかを念のために確認すると「受付けはするが刺繍が専門の審査員はいない」という答えが返ってきました。以前別の公募展に問合せをしたときも全く同じことを言われました。美術系の大学を出ている姉に「染織は最初から工芸の枠に入っているのに、何で刺繍は入っていないのか?刺繍の専門家がいないことが作品の審査に大きくかかわるのか?」と聞いてみたところ、「染織では工芸の域に入る作品を制作してきた人たちがいたが、刺繍でそういうものを目指した人が少なかったのだろう。例えば音楽の知識がない私たちにいい音楽か審査を求められても分からない」とのこと。その通りだねーそんなにはっきり言われちゃ返す言葉もありません。

以前は「刺繍をやっている」というと「女性らしい趣味だね~」みたいに言われることが多く、この人は私が毎日ハンカチに誰かのイニシャルでも刺繍していると思っているんだろうなぁとイラッとしていました(笑)それに趣味じゃなくて本気だし‼でも私が憧れるアジアの刺繍の数々は、ほとんどが大切な家族のためを想って作られたもので、美術的な価値がほしかったわけじゃない…今美術的な価値があるとすれば後からついてきたもので、反対に美術的な価値を最初から求めては作れなかったものなんです。手芸でなければ作れなかったもの…

私は自分の作品が美術的な価値を持った工芸という枠に入りたいと強く願いつつ、手芸の中で生きてきた刺繍の美しさを求めている…まさに混沌。とりあえず、手づくり市場in北九州の準備しようかな…

by eri-kari | 2016-10-31 22:51 | 日々の出来事 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://erikari.exblog.jp/tb/24780202
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 「フランス・パリの刺しゅう50... 「手づくり市場in北九州201... >>